入試は中学受験、高校受験、大学受験に関わらず、流行とか傾向といったものが必ずあります。親世代が経験したことがわが子の世代に全て通用するはずはありません。国語の入試問題に取り上げられる、作品にも当然、はやりすたりがあります。
朝日新聞記事より
◆中学は小説を重視◆大学入試では新書に押され気味の小説だが、中学入試では比重が大きい。ここ数年、圧倒的1位なのが重松清さん。
「作品の内容に踏み込んだ設問があるのはうれしいですね。僕の小説は心理を読み解くヒントがシンプルなんだろうな、接続詞がちょっと多いのかな、と入試問題から自作の特徴や、時には欠点も知らされます」と重松さん。
よく出る作品も『エイジ』『きよしこ』のほか『その日のまえに』など幅広く、大手進学塾・日能研の国語担当者は「心情を読み取らせる問題を出したいのが出題者。読みやすいだけでなく深いところが人気なのでしょう」。
日能研の集計では、よく出る作家は、あさのあつこが続き、伊集院静、森絵都も人気だ。ちなみに10年前の1位は灰谷健次郎。森本哲郎、外山滋比古らの論説文が多く、文芸作品では井上靖、宮沢賢治、幸田文といった顔ぶれだった。
こうした作品の中で興味を引かれるものがあれば、出る出ないに関わらず、読んでおくという心がけは本当に大切です。もし本当にに出題されればこんな幸運なことはありませんよね。